僕は君の笑顔を見るのが凄く好き、ニカッて笑うその太陽みたいな笑顔。
でも、僕のもんになった"笑顔"なら要らない。
君は僕のもんじゃないからこそ美しいんだって思ってる。
男女関係なくみんなに同じ量の愛を配る君。
それに僕は少しだけ嫉妬するけど、そんな感覚も含めて好きなんだ。
君が僕のもんになったら、その美しさは消えるんじゃないかな、分かんないけど。
幾度かあった、僕のもんにしちゃいたいって。
でもみんなと同じ量の愛を自分にも同じように配る君に、一種の尊さを感じるんだ。
僕は特別扱いされるのを望んでるわけじゃないみたい、少なくも今は。
こいつにも、あいつにも、僕と同じように接している。
そんな風景を僕は遠くから傍観する。
自分の力で物事を変えようとしない。
僕は、そんな無力なもんでいいんだ、無力感がまた心地良いんだ。
僕はみんなと同じ友達で良い。
僕はみんなに愛される"君"を好きになる友達で。