nekoyanagi0777’s diary

僕の/私の 脳内メモリー

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

あの厄介な友達とは距離を開けよう

今でもふと思い直す。 戒めのように。 自分は特待を取れなかったんだと。 自分より綺麗に弾ける誰かが同じ大学にいる。 大学では自分もその人と同じ土俵で戦うことになる。 しかしこの既に開いている差を縮めることはできるのか。 こちらが努力をしても、あ…

取っ替え引っ替え

二人で出掛ける日の直前は。 気をつけることが多いのが面倒くさい、緊張するのが苦。 そう思いながら、心を落ち着かせる為の深呼吸の代わりに大きな溜息をする。 僕は集合場所まで、今回が最後だろうと思いながら歩く。 人を待つ時のあの胸騒ぎよ。 胃も騒ぐ…

本屋

僕は本が苦手だ。 活字を沢山読みたいだなんて思わないし、分厚い本を読みきろうとしたら何日かかるか分からないし、長く読んでいると眠くなってくるし、度々出てくる難しい言葉を調べようとは思わない。 だがしかし今日はスマホの保護フィルムを代行で貼っ…

緊張しちゃって噯気が出ない

君は言った。 学校にいるんだったらバイト先に来てよ と。 あたしに会えるだけだけど 笑、を付けて彼女は言った。 やだよと、天邪鬼な僕は言う。 嫌なもんか、本当は会えるか少しドキドキしてたさ。 じゃあもう行くから、来たくなったら是非 って言うもんだ…

現実から夢までの片道切符はいくらですか

--ああ、この感覚かぁ。 ついにはこんな夢まで見るようになってしまった。 彼女と僕が帰り道を共に歩く。 バスを待つ僕たち。 どうやら話は盛り上がっているようだった。 バスが来る。 僕は告げる。 "一本次のに乗る" 僕はきっと、まだ君と話がしたいんだろ…

コーヒーが僕の身体を貪る

クラクラだよ。 もう、ぶれぶれだよ。 二人の彼女の間で揺れる僕。 情けないなぁ。 だからって僕はどちらかに決めようだなんて思っていない、酷いだろう。 Sちゃん、君は僕の昔お付き合いしてた人に似ていてね。 君はいつも明日を確約する。 寝る前にメッセ…

(空っぽの僕に)牛乳を注ぐ女

--悔しいに決まってるだろう 珍しい。 六時を少し過ぎると僕はブログを鬱々と書き出した、夜の六時でない、朝である、これは全く珍しい。 僕は今なんせ空っぽなんだ。 昨日、入試の結果が届いた。 推薦入試は合格、特待生入試は落ちた。 推薦入試で合格は当…

(愛)五分(恐怖)五分

今日も僕は、この前に引き続き、日本史を教えてもらっていた。 六時を少し過ぎると、丁度範囲を終えた。 「終わったーお腹空いたー」 お腹が空いたことを報告した。 「私もー」 それを聞いた僕は、咄嗟にこんな誘いをした。 「なんか少し食べない?」 2年間…