1年前の今日は研修の初日だった。
今年もそう。
きっと今年の新入社員も今日が研修初日、新しい人生の始まりだと同じようにドキドキしているに違いない、もしかしたら途中で帯状疱疹になるかもしれない。
社員と言うのに違和感がなくなり、明日会社いかなきゃと言うのが板についた。
そんな自分は今日から新しい部に所属になる。
大人の学び事業部の、音楽編集チーム。
4月3日になって、音楽チームで3日間が過ぎた。
この3日間で、色々な著者さんとの顔合わせや打ち合わせがどんどん決まっていった。
音楽チームの編集担当で、正社員は自分だけになるということで、引き継ぎも含め、
色々任されることになりそうだ。
大人向けの、美しく、尚且つ分かりやすい本を作りたいと熱望していたちびちび部門の頃。
しかし実際に、しっかりとした著者さんとの打ち合わせがバンバンと決まると、物怖じしてしまう。
今思えば、幼児雑誌編集は、ただただ子どもたちに楽しんでもらえる雑誌を作る、雑誌をあけるワクワク感を提供する、そんなかわいい夢のある仕事だったのだと、今更ながら。
隣の芝生は青い現象なのだろうか。
だからといって前の部署に戻り切るのは、惜しい気がしているが。
4/3は、音楽チームでの初めての定例会やら打ち合わせがあった。
エンタメにいた頃とは空気感が違った。
女性陣は普段はほわほわしているが、懐疑では鋭い声質の方々なのだと思った。
男性陣、といっても社員は一人だが、彼はやはり真っ直ぐな方で、間違ったことがあると声を張って問題を指摘する。
自分は「そんなに声を荒げなくても・・・」と思う箇所がいくつかあった。
果たして毎定例会がそうなのか、今回がたまたまなのか。
様子見をしていこうと思う。
そういえば、幼児雑誌での初めの頃でも、「みんな冷たい・・・?」と寂しさを覚えたものだった。
今思えば、みんな冷たいわけではなく、仕事に集中しているだけだったということもあった。
今では居心地の良い場所になったんだ、きっと今も大丈夫だろう。
今年はTOEICを受けたいし、音楽のスペシャリストになりたいし、ピティナステップに1回参加したい。
新しく始まる、この変わり目を大事にしなくては。
大学の頃みたいに、がむしゃらに、変に余裕ぶらずに、努力だぞ。