nekoyanagi0777’s diary

僕の/私の 脳内メモリー

4月の殴り書き

2023 4/12

学生は所詮学生だったのだな

社会人の意識、ビジネス敬語、ビジネスマナー...色々なものを教え込まれながら、染まっちゃいやしないだろうかと懸念する反面、そんなもので消える個性など個性ではないと思う、そして大学でお世話になった先生にもこんなことをしなきゃならんのだろうかと思ったり、そうでなくても頭をこうやって切り替えなきゃいけないのかと思ったりした。

誰か、新社会人はこんなもんだよ、と言ってくれ。

 

 

2023 4/12

今日も、あの方に自分たちが如何に意識できていないかを知らしめられた。

まあ、この前、今日は頭がいっぱいだろうから、と言って最後の10分は自由な雑談タイムにしてくれたくらいだから、きっと本当は優しいのではなかろうかと思ってるが。

それは今日はいい。

今日は、私の班で、発表時のホワイトボードのフォーマットをもう決めようと意見が出た。

これがただ単に嬉しかった。

こうやってインプットを活かして自分で考える力を付けて、形を変えてアウトプットをして、仲間同士切磋琢磨して、発展して、「良い仕事」というものをするのではないだろうか、それが出来たらたしかに楽しいかもしれない。

会社が終わった後も、今日は個人的な会議があった。

同期と夕飯を食べながら貸し会議室でミーティングをした。

そこでは特に役割などは決めなかったが、1時間30分ほどで最終的には良さそうな意見が出た、ただ今のところ考えたら良さそう、だが実際良いのだと今も思っている。

そこである同期が、「なんかここ数日でどうやって考えるのか分かってきたかもね」と笑いながら話した。

うん、そうかもしれない、ちょっと楽しいかもね。

その考え方に慣れると音楽がなくなるようで悲しいが。

 

高校の友達が、「わかる、社会人になるための洗脳って感じ。作り変えられてるって感じ」と言った。

インプットを一生懸命にやっているが、それで良いのかな、これはただの学生の抗いなだけなのだろうか、あの中学生時代みたいに。

基本ができていないと個性だの言えないよな。

 

 

 

4/16 ゆたかさ

 

彼は「ゆたかさ」という言葉を何回か口に出した。

あれは4/14のこと、つい最近のことだった。

研修が始まって2週間が過ぎようとした時、あの14日は講師がいつもと違う人で、雰囲気が一気に変わった。

自分は、「これこれ」といった風に、フィーリングが合うことを確かめた。

休み時間の時、その講師と話している彼の方へ行き、話に入った。

「え!違和感持ちながら今までの研修受けてたの!?素直に聞いてやってると思ってた!めちゃめちゃ手挙げてたし」

自分はそう思われていたようだった、いや自分はマナー研修や上司の効率化の話から違和感を持っていたよ。

彼もどうやら同じらしかった。

「一回話聞いてみたかったんだよね」

そう言う彼は、4年間音楽を追求した自分の話を聞きたがっていて、本当のゆたかさってこうじゃないよね、と話していた。

彼も学部時代、院生時代に同じように追求をしたらしい。

今度絶対に呑もう、と話して休憩時間が終わった。

 

村上春樹羊をめぐる冒険を読んでいると、よくドーナッツ・ショップが出てくることに気づいた。

大学の時、たまたま見つけた先生のブログを思い出す。

先生、ドーナッツ・ショップってもしかして村上春樹からですか?

今度聞いてみたいな。

そうやって、その人がいない時にいつも聞きたいことが沢山出てくる。

その人を目の前にすると途端に忘れてしまう。

メモにとっておいて聞こうとは思わない、「そうそう、そう言えば」と話したいのにその時には思い出せない。

自分は、聞きたいことを一生聞けないんだろうか。

 

今日は大学時代の友達のジャズコンサートを聴きに行った。

友達とお昼を食べて、今思っている違和感を話した、異性とお昼を二人で食べるのは酒無しでは久しぶりすぎてちょっと暑くなった、もっと話したいことがあったんだがゆたかさについてだけは話した。

彼は、「そしたらそもそも人間が生きていること自体効率的じゃないと思うんだよね、だから効率的ではいられないんじゃないかと思うんだ」と言った。

言っていることが分かるような気がした。

その後、友達と、友達のジャズコンサートを聴いた。

久しぶりにキャリアセンターのお世話になった人にも会った、「あれ二人どういう関係よ」とおじさんの茶化しが始まったが残念ながら自分らはそうではない、相変わらずで安心した、ちょっと前のあの頃を感じた。

演奏を聴いた後はジャズがやりたくなった。

会社のサークルであったら入りたい。

ゆたかさ、について近々会社の彼と話してみたい。

新百合ヶ丘駅のいつもの位置で、電車を待った。

明日からまた研修が始まるけど、自分の軸は必ずこちらだと思った。

ニュートラルではなく、表向きはそちらでも、裏を見ると実はこちらに属しているような、そんな者。

社会人と学者と芸術家でありたいのです。