nekoyanagi0777’s diary

僕の/私の 脳内メモリー

3月は暇かと思ったら忙しかった

大学1年の3月は、コロナ禍で如何に学べるかを意識して学び直そうとした。

大学2年の3月は、教員採用試験の勉強と就活を同時進行で始めた。

大学3年の3月は、ESをせっせせっせと書き溜めて提出していた。

そして大学4年の3月、今年は会いたい人に会って、自分がやりたいと思うことをした。大学で初めて、ただただ自分の私的な欲求に正直になった3月かもしれない。

 

 

おさななじみと手近なテーマパークに行った。みんながみんな全て終わった状態でのレジャーはなんと楽しかったことか。

会社の同期になる人とカフェ巡りもした、不安や楽しみな気持ちを共有した、タメ語で話そうよという流れも出てきた。

中学の時の担任と体育の先生とも飲んだ、自分が会いたいと言っていろんな話をした、本当にいろんな話、中学の頃には出来なかった話を沢山した、先生が不安にならない程度に適度に、節目節目の時には会っていきたい、おごってくれてありがとうございます。

大学の友達と久しぶりの美術館に行った、ギロッポンの女になる彼女、これからもきっと会うことだろう、オシャレな不知火のパスタ。

後輩とも飲みに行った、面白い後輩ちゃん、まだ大学に一年いるから卒業の時にはもう一度誘おうかな。

大学の友達と歌舞伎を見に行ったりもした、芸術と音楽について話した、正直にやけくそになりながら話したあのファミリーレストラン

初めての門下発表会も参加した、思い出深い先生の発表会、色々な思いはありつつも弾き切った。

大学2年の時、英語のクラスで一緒になった友達二人とも飲みに行った。二人とも飲めないから自分だけビールを飲んでいた、あの二人は一緒になると面白いんだよな、ジャズを聴きに行くよ。

大学の友達に、自分のおさななじみと会ってもらったりした。自分の友達は優しい人が多くて嬉しい、コミュ力もあるのでみんなで楽しく話した、沖縄行くから待っていてくれ。

家族と就職祝いの飲み会を開催した、個室でゆったり、自分は社会人になるのだな、学校というフィールドからまず出るのだなとそこで思ったりしたな。

卒業演奏会の声楽伴奏もやり遂げた、複雑な思いを抱きながらも友人や先生から良かったよと声をかけられ、やっぱり二人じゃないとねと言われた時、自分らはバディだったのだと思った。

卒業演奏会の夜には、小学校の時の担任との同窓会があった、数年前はこんな場があることなど想像していなかったし、それが行われていることに「こうやって人間は成長、歳を重ねるのだな」と思ったものだ、僕らは確実に日数を経ているのだ。

そして卒業式がやって来た、音楽がずっとどこかで鳴っていた環境からの卒業、人生の恩人とも写真が撮れ、面白いお土産までもらってしまった、僕はきっと辛くなった時これを見るに違いない、夜には同じコースの仲間たちとの初めての飲み会があった、友達は4年間の眠気と戦っているようだった。

その二日後はまさかの東京でレッスンであった、切り替えをしっかり、僕は夢に向かって頑張るのだから。

その次の日は、人生の恩師の新たな門出のため、ダンボールに荷物をつめる作業を手伝った、僕はこの日から先生を人間だと思うようになったのだ。

大学の友達と、これまた大学の友達が出る演奏会を見に行った、村上春樹も好きになりそうだった。

高校でのバイトの最終日はその次の日だった、僕は週1の面を下げて別れを惜しんだ、その日はまた先生のダンボールつめつめ作業であった、この日に僕は打ち上がりたいですねと意を決して言ったのだ。

大学の友達とカードゲームバーにも行った、ここは大学2年生になる前に来たところ、もう一度来たかった、おじさん構文ゲームが面白かった。

おばさんとも会いたかったので、ランチがてら会うことにした、僕はこの人とどうも馬が合うみたいなのだ。

最後のダンボールつめつめデーになった、実に晴れやかな気持ちでその日を迎えた、次があることを、その次もきっとあることを願って。

おさななじみと、まだ日が遠いと思っていた決起会が早くも行われた、自然を見て、日本酒を入れ、カラオケでハメを外した、3月を駆け抜けたのだ。

これだけ懐かしむ思い出があることは良いことだ。

これからは、小学生、中学生、と一斉に区切られることが無くなる。

するとこの昔を懐古する感覚は無くなるのかと思う。

しかし、これからはそれを自分で作り出せば良いだけのことだ、環境を変えればそういった色とりどりの思い出で飾られるはずだ、とポジティブな考えがよぎる。

 

ついに僕は明日、入社式を迎える。

あれほどわくわく心待ちにしていたこの日。

明日を皮切りに全てが始まる、僕が就活中1年間夢見たことを実現するための日々が始まるのだ。

三兎を追う。

さて、未来の自分はこれを見て何を思う?