nekoyanagi0777’s diary

僕の/私の 脳内メモリー

2019-01-01から1年間の記事一覧

metamessage

先生がホワイトボードを見ながら言った。 "はい、道徳模擬授業アンケート出す方は回収しますー" "模擬授業かぁ、僕はやらないなぁ、任意だし。" みんながスタスタと帰る中、友達と僕も帰ろうとすると先生はホワイトボードのその文字を赤のペンで放射線状に強…

今はまだ何かわからない何か

先生は最近 Official 髭男 dism にはまっているらしい。講義内より。 えぇ、流行りに乗りまして最近僕は髭男にはまっているわけですが... 髭男(ひげおとこ)じゃないです、先生、髭男(ひげだん)です。 笑いを求めわざと言っているのか否か分からないが面白く…

推しの定義

音大に入ったあたしは大変ながらも楽しい日々を送っていた。 ピアノやサックスの練習、和声の授業、西洋音楽史。 音楽好きなあたしには最高の環境。 ---でも、そんな中あたしが一番楽しみにしていた授業は他でもない 英語 でした。 週1の英語の授業は私に活…

飲み込んで東京

自分に執着してくれると思っていたのが馬鹿だったみたいだ。 返答が素っ気ないのにやっと気がついた、この頃。 だから本当は僕も帰路だったが、あえて返答しなかったよ。 きっと大人数でわいわいやっているんだろう、そういうのを見るの、苦手なんだ。 君は…

世界一静かな失恋

失恋なんて何年ぶりだろうなぁ、いや、これは失恋と言うのか? 失恋というより、美しく塗り替えられた昔の君の幻想が、三年間のブランクで変わってしまった現実と化しただけなんだ、きっと。 まあそれを僕は静かな失恋と呼ばなければいけないんだけど。 この…

朝の興奮と混乱

青い手すりは清潔感がある。 最近変わったのかな。 青を見ると白より青だと思うし、白を見ると青より白だと思う、人間っていつも矛盾の中で生きるよ。 今朝は背中に僕の青春を背負っている。 あの謳歌し尽くした中学三年間を、今、背負って電車に乗っている…

ある朝のこと

あなただらけだった 中学3年生の頃、私の日々はあなただらけだった その青春を色付けた曲たちをイヤホンから流してた、今日は、そんな、あなたを思う朝だった 歩いているとあなたに似た人が私を追い越した ぼーっとしていた私は、もしかして、と思ってその人…

"最後の最後"の続き

これが求め合ってるということなのか。 確かに会いたいとは思ったけど、それが必ずしも恋愛感情に繋がるということではない。 果たして今、彼女は僕をどう見ているんだろう。 "誘って欲しいなら、そっちから誘ってよ!" 動物園に遊びに行った帰り道、鬱憤を…

確約の無い関係

知識人だけど、一人でいがち、近寄りがたい。 君はそんなイメージだったよ。 でもそれが高校を卒業した後に変わってきた。 君のおかげで大人になるのも悪くないと思えたみたい。 つい先日、恋愛の話でふざけあえた男友達から告白されて、それを断ったために…

3月1日

久しぶりにクリアな状態のまま書き留めておきたいことがあったからここに記す。 今日は普段はあまり記さなかった特にRちゃんのことを。 切なくて素敵な夜のことも。 卒業。 僕ら43期は昨日卒業式を迎えた。 写真を沢山とって、寄せ書きを書いて、あぁなんだ…

男と女

君の一言が僕の昔の彼女を彷彿とさせた、そんな時分。 あの時は、君が僕の昔の彼女とかけ離れてる存在であると証明して欲しかったから、信じ込みたかったから、あるいは少し常軌を逸していたのかもしれない。 若しくは、ごめんね、の一言を求めてたのかもし…

昔を彷彿とさせた彼女は綺麗な愛を紡げるのか否かについて

なあ、僕の元彼女や、僕ら何がいけなかったんだろうな。 今、君のことを考えていたよ、いや、未練とかじゃなくて、何故僕らは上手くいかなかったのか、ただその原因を探りたくて。 今さっき、君を彷彿とさせることがあって考えていたんだ。 僕は今、黄昏てる…

勇気は無ければ、覚悟などありゃあしない

"ちょっと、時間いい?" 放課後、アイスを食べ、マックで駄弁ったその後のこと、それは寒空の下、満月の夜、別れ際の、全てが全て揃ったタイミングだった。 "神奈川は夜の七時"を前にし、彼女に じゃ、また と軽い挨拶をした、何か時を恐れ避けるように。 僕…

とんだ鳥野郎さ

こうやって機会を失っていく 気分が優れないやってあやふやにして まあ良いか、良いか、を続けて 君のいない帰り道で、一人後悔して わざわざ今から呼ぶのも申し訳ないし。呼んでも大してやることなんて無いし。色々な理由をくっつけては大きくして、自分を…