nekoyanagi0777’s diary

僕の/私の 脳内メモリー

ある朝のこと

あなただらけだった

 

中学3年生の頃、私の日々はあなただらけだった

 

その青春を色付けた曲たちをイヤホンから流してた、今日は、そんな、あなたを思う朝だった

 

 

 

歩いているとあなたに似た人が私を追い越した

 

ぼーっとしていた私は、もしかして、と思ってその人の顔を覗こうとしたけど見えなかったの

 

こんな髪色だったっけ?こんな雰囲気の服着てたっけ?いろんな疑問が出てきたよ

 

急いでいたその人は、走って行ってしまった

 

もしその人があなただったなら、よっおはよう、って声をかけてくれたなら、どんなに良いんだろう

 

そんな事ないんだろうけど

 

 

 

昨日、既読無視されたLINEには、私から他の話題を振った

 

あぁ、話したくなかったら素直に言って欲しいよ

 

あなたは嫌な感じを出さずに話してくれるからさ、話しちゃうじゃない

 

なんだかんだ三年間、あなたを思っているよ

 

また元に戻ろうだなんて、私のご身分じゃ言えない

 

でも、あなたとLINEをする仲だけでは、居られないんだよ

 

 

 

今日の朝、あなたに似た人の背中を見ていた、だんだん遠く、遠く、私には遠い、小さな背中になって、それと真逆にイヤホンから聴こえる曲はペースを上げていって

 

そんなaikoは恋する私の全て