見返したhatena blog。
あぁ会食恐怖症と戦っている真っ只中の投稿が目立つなぁ。
よくやって来たなぁ。
今の私は大分克服できているよ、高校の自分。
女の子にカミングアウトするのから始まり、食事を重ねて徐々に。
今日は高校の時の友人と夕飯を食べた。
彼についてもhatena blogで綴っている。
読み返すと鮮明に思い出す。
二人ともお酒なんて交わせるようになっちゃったね。
今日、レストランに行く途中「この前聞いたけど、高校の時のあいつに告白されてたの?」なんて懐かしい名前を出して来た。
なんで断ったの?、二人でいるとニタニタ笑うから。、俺は大丈夫?、まぁ平気じゃない?
....って、その質問はどういうこと?
でも食事してる時は、もう君は吹っ切れて友達として接してるんだな、と思ったよ。
赤裸々に、こんな人に少し好意を抱いたけどやめただの話してくれたし。
髪型を褒めてくれるのも、こちらを見てふっと笑うのも、大人っぽくなったねとしみじみ言うのも全て過去の人として話してくれてるのだと思ったよ。
帰り、バスの時刻表を見ると歩いた方が早いことがわかって結局また二人で歩くことにしたね。
3月1日の夜と、あの横浜の帰路を思い出すよ。
久しぶりだね、こうやって帰るの、なんてしみじみなっちゃって。
まぁ大学に入ると少なくなるよね、だなんて少し話の筋をずらして。
赤の信号機を前に腕を叩いて来た。
なぁに!......なんでもない
その後に腕に手を乗せて、少ししてから私のポッケに入れた手。
何寒いの、少し笑ってとにかく甘い雰囲気を壊すことに専念した。
今の私には恋愛は必要無いの、食事をしているときにも話したでしょう。
あなたの期待には応えられないよ、あの2年前と同じで。
少ししたら、わぁ、あったか!だなんて言うもんだから、なんだ寒かったのかななんて望みをかけたけど、手を握ろうとするから、やだやめてよと逃げてしまった。
高校生の時の私は同じ状況だったら、どうしてたかな。
あたし、少し大人になったのよ。
女の子の手握ったの久しぶり、と笑うあなたは私をからかったのか、それとも私が逃げたから?
歩いている最中、私は好意を抱かれている人の前では格好つけていなくちゃ居られないんだなと思った。
スキニージーンズ、黒いジャンパー、茶色いブーツ、少し余裕を持った返答。
たしかに普段も格好つけることはあるけど、でもずっとこれでは身がもたないな。
私は全然朝起きると寝ぼけているし、いろんなことをさぼったりだってするよ。
あなたが思っていてくれた私は、ただ格好つけて良く見せているだけの人なの。
「俺いつもお前と会うとさ、なんかいつも一歩先にいるような気がするんだよね」
それはみんな思ってたりしない?隣の芝生は青い的な現象なんじゃないの?そうでなくても、自分も頑張ろうって思えればそれで良いじゃない。
私はある先生から沢山そのようなことを学んだよ。
ごめんね、今は。